只今作成中のボードゲームの内容を少しだけ紹介します!
タイトルは「月はすっぽん」です。
ある日、池のほとりで一匹すっぽんがつぶやきました。
「月になりたいなぁ。あぁ、なんて丸くて美しい…」
それを聞いていたうさぎが言いました。
「月と亀はまるで似ていないじゃないか」
「僕はすっぽんだよ!」
「亀だろうが、すっぽんだろうが同じさ!月とすっぽん。全く共通点のないもの同士だね」
そう言われて少し落ち込んだのか、すっぽんはうつむいてしまいました。
しばらく池に映った自分を眺めたあと、声を荒げて言いました。
「僕は…、僕は丸い!!!」
「急に、なに!?びっくりしたぁ」
あまりにも大きい声にうさぎはのけぞってしましました。
「ま、丸いって、それだけじゃ月にはなれないよ」
「いや!月は丸い!僕も丸い!僕は月だ…。月はすっぽんだ!」
すっぽんは二本の脚で立ち上がりとても興奮しています。
「はぁ、呆れた。そこまでして月になりたいのね」
うさぎは深いため息をつき、すっぽんが満足そうな笑みで池に潜っていくのを眺めていました。
おしまい。
日本人なら聞いたことがあると思いますが、「月とすっぽん」ということわざがあると思います。あれは嘘です。
意味は、「比較にならないほど二つのものの違いが大きいこと」らしいですが、ことわざ自体が勘違いです。
正しいことわざは「月はすっぽん」。意味は、「全く似ていないように見えるが全て錯覚で、共通点があるので二つは等しい」です。
さて、本題ですが、私たちが作ったこのゲームは有名なことわざであるはずの「月はすっぽん」をテーマにしています。神経衰弱をするゲームです。40枚のカードから20枚をランダムに選び並べます。カードの表には月はすっぽんであるような言葉ばかりが書かれています。2枚適当に選び、共通点を言い、みんなが納得すればカードを獲得できます。まぁでも月はすっぽんなので簡単ですよね?あれ?うさぎさん?1枚も取れてないようですね。
秋か冬ごろ、クラウドファンディングをスタート出来たらいいなと考えています!欲しいという方は是非そちらでご購入ください!(この物語はフィクションです!)
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タイトルはインパクトあるので完成まで秘密ですが、また面白いゲームが完成しつつあります!
ジャンルは「競り」。多くの人が経験したことないオークションの要素をボードゲームに入れました。
しかし、多くの人が食べたことのある味噌汁をテーマにしています。
この新作ボードゲームにはいろんな神がいるんですよね。すごいプレイヤーという意味ではなくて、あがめられる方のGODです。彼らは日本の文化に興味を持って、日本人の生態を調べていたところ、「茶色いお湯を飲む」という奇々怪々な出来事を目にしました。興味を持った神々は、それを飲んでみることにしたんです。まぁ、なんと!びっくり!美味しい!
それから神々は、日本各地の様々な種類の「お味噌汁」をたくさん食べて回り、自分の好みのお味噌汁を作りました。
ここからが問題でした。神は"お味噌汁を完成させた"のではなく、"メニューを完成させた"のです。
神は言いました。
「汝、我におみおつけのくさはひを持ちゆきたまへ」
わたしたち日本人に欲しい材料を持ってこいと。
日本人は怒り狂いました。
「私が!私が、神に食材を持ってゆくのだ!」
これが、かの有名な「おみおつけのくさはいへいがく」。現代の言葉で「味噌汁の材料戦争」です。
タイトルじゃありませんよ。歴史です。
長くなりましたが、ざっくりとゲームの流れを説明します。
神が求める材料を頭に入れながら、たくさんある味噌汁の食材を他のプレイヤーと競って購入します。
自分の手持ちにはわずかばかりのお金しかないので、上手くやりくりします。
競りが終わると、ポイント計算に入ります。神が欲しがっていた材料を集められたかのポイントや食材自体のポイントなどがあります。合計得点が多いプレイヤーが勝ちです!
競りには特有のギミックがあります。
毎回、食材に対して金額が上乗せされていくのですが、最終的に一番多い金額を提示した人がその食材をもらえ、提示した金額を失います。競りに参加しようがしまいが、誰かが自分より高い金額を出せば食材は手に入らないし、お金も無くなりません。そこがミソですよね。このプレイヤーはこの食材絶対欲しいだろうなと予測がついたときに、ちょっと高めの金額を出してみると面白いですよ。そのプレイヤーは頭を抱えて唸ります。ただ、そのプレイヤーが乗らなければ、自分が痛手を受けることになります。要は、競りのたびに心理戦が発生します。「乗る」「乗らない」の駆け引きが、当事者であっても第三者でもドキドキが止まらないです。
このゲームには、誰にも共有しないミッションのようなものを各プレイヤーに課す予定です。
誰がどの目的を達成しようとしているかを予想しながら競りを行います。
推理と心理を味わえる競りゲーぜひお楽しみに!
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RYiCe制作「Primzahl」の遊び方をざっくりと紹介します。 まずその前に、読み方気になっている人が多いと思いますが、プリムツァールです。 ドイツ語で「素数」という意味のゲームです。 読むのを辞めないで下さい!難しいゲームではありませんよ! 最初は素数をテーマにしたゲームを作ろうと思っていましたが、万人うけはしないんですよね。なので数字を使った大富豪のような人気が出そうなゲームにしました。 前回も遊び方がについては明記しましたが、さらに楽しい遊び方をお教えします。
説明書を現在訂正中です。完成しましたらご報告させていただきます。すでにPrimzahlをお持ちの方は無料で新しい説明書を送付いたします。
<カード>
まずカードについてです。 0~7の数字が書かれたカードが5色ずつ、計40枚あります。1枚1枚に役が決まっていて、場に出すごとにその効果を発動します。 0~7の数字の中には素数が4つあります。2,3,5,7です。このカードの裏にはPの文字が書かれています。途中捨てるカードも表向きで全員に公開されます。なので、ゲームをする中で、誰が何のカードを持っているか予想をすることができます。
<ゲームの準備>
カードをよくシャッフルし、素数カード(裏にPがある)と素数でないカード(Pがない)を2枚ずつ全員に配ります。好きな色のチップを3枚表にしたら準備完了。
<ゲームの流れ>
常に手札を4枚にしながら進めていきます。4枚の手札を、いち早く特定の組み合わせにした人が勝ちです。
例えば、「全て同じ色のカードにする」や「全て同じ数字にする」などがあります。これらはみんなで話し合ってどれにするか決めるので、何パターンも勝利条件の組み合わせが存在します。ざっと2000通り以上!
2000回遊べますね!
ここまで来たらあとは簡単です。大富豪をイメージしてください。大きい数字を出して、効果を発動する。あんなイメージです。
チップはカードの交換に使えます。
以前はライフの要素があって、パスをするたびにチップを消費して、なくなると脱落していました。
これだと、揃える前にゲームが終わってしまい、悲壮感が漂うという意見が…。
ということで、チップはカードの交換のみに使え、素数カードを集めてチップを回復し目的の組み合わせを勝ち取りましょう!
紙とペンとはさみがあればできる心理戦ゲームを紹介します。
2人か3人用のゲームです。仕組みが分かれば、4人用に応用できます。
<準備>
紙を適度な大きさ(約5cm×3cm)に切り6ピース作ります。
あとは、ペンでグー・チョキ・チョキ・パー・パー・パーを書き込みます。グー:1枚、チョキ:2枚、パー:3枚となっています。
裏返してよくシャッフルしたあと、全員に等しく配ります。2人なら3枚ずつ、3人なら2枚ずつになります。
<手順>
やることは一つだけです。手持ちのカードだけでじゃんけんをします。
手札がなくなるまでやり、合計ポイントが高い方が勝ちです。
あいこか負けなら0ポイント、買ったら1ポイントです。
<ゲームの特徴(2人用)>
このゲームの面白いところは、相手の手札が丸わかりなところです。じゃんけんって、何回も繰り返して相手の癖を見抜くだとか、手の構造上出しやすい手があるだとか、そういうことを加味しなければ完全に運のゲームなんです。相手が何を出すか100%はわからないけど、だいたい来そうな手がわかるという状態を作ったゲームです。例を見てみましょう。
あなたの手が、チョキ・パー・パーだとします。相手の手は、必然とグー・チョキ・パーになります。
この状態になっただけで、究極の心理戦がスタートします。私は、心理戦が大好きなので、この状態がたまらなく好きです。
みなさん何を出しますか?チョキですか?私ならパーを出します。おそらくこの手が一番勝率がいいです。
普通なら、こう考えるはずです。自分はパーが多いから相手はチョキを出してくるだろう。負けたくないからチョキを出そう。
それで、相手がチョキを出してくれたら、勝利です!残りはパーとグーしか残ってないので合計で絶対に勝てます。
そうです。相手が最初にチョキを出すと、相手は確実に負けるんです。ということは、相手はチョキを出せないです。じゃぁ、何を出すか?自分のチョキに勝てるグーを出してきますよね?
だから、最初に出すべきはパーなんです。
もっとも、相手がそこまで読んでのチョキならさすがです…。ただ、そのあとを考えても勝つ可能性は十分にあるので、パーはやめないです。
相手が何を出すか、気になりますよね。そこでブラフをかましましょう。相手も自分の手札は全部わかっているので、「まぁ、これしかないよなぁ。」とか言って、チョキを出すふりをするとか。
それで、相手は勘違いします。チョキを出そうとしてるな、グー出せばいいじゃん。あらかじめ持っていたパーを、「じゃんけん、ぽん」で出した時の相手の顔を見てください。啞然失笑、疑心暗鬼の顔。
性格悪いと言われそうですが、それが心理戦です。
<ゲームの特徴(3人用)>
3人でも同じゲームですが、相手のカードを完璧に予測することはできません。ここで書くと複雑になりすぎるので割愛しますが、ぜひやっていただきたいです。
3人分の心理が飛び交うのでさらに面白いですよ!
<4人用のヒント>
4人でやるときは、12枚にするといいでしょう。グー:3枚、チョキ:4枚、パー:5枚というふうに、何かしらのカードを少し多くするのがミソです。
RYiCe制作「Suiri/Sinri」の遊び方をざっくりと紹介します。
読み方はスイリシンリです。
推理と心理を極めた二人用のゲームです。
以前にも同じような内容を書きましたが、メインではない遊び方を書きます!
どういうゲームかわからない人もいると思うので、ゲームの紹介をします。
まずは内容物についてです。
キャラクターとその名前が書かれた六角形のカードが6枚あります。以上です。
ゲームの内容がとてもシンプルなので、これだけでできちゃいます。心理戦の特徴ですね。読み合いがメインなので、ごちゃごちゃしたアイテムは不要です。
次にざっくりとした手順をお伝えします。
①6体のキャラクターが書かれたカードを裏返しにします。
②1枚ずつ選び、お互いに見えないように表を確認します。
③残りの4枚を1枚と3枚に分けて机の中央の置き、2回ほど簡単な操作(中身を確認したり交換したり)を繰り返します。
④最後に同時に手持ちのキャラクターを見せ合い、どちらが強いか勝負します。
各キャラクターには有利・不利の相性が決まっており、一体ずつしかいないため、絶対にあいこはないようになっています。③の過程で相手が何を持ってそうかある程度推理できます。断定はできないです。そこで、相手の動きを観察します。なぜあそこで交換したのか?相手が欲しがっているものは何か?
相手の目をじっと見るとか、ブラフを織り交ぜるのが効果的です。
ここからは「追加ルール」のようなものを紹介します!
ボードゲームって基本紙媒体なので、アップデートがしにくいんですよね。個人的には、ネットで説明書を更新していきたいです。それが嫌がられる可能性は高いですけど、より面白くしたいです。
<追加ルール>
追加ルールというより、今のルールになる前のルールです。
Traitorという紫色のキャラが黒色のキャラJokerに勝つ条件が変わります。通常Jokerは何に変身してもTraitorに負けます。しかし、TraitorがJokerに勝てるのは、JokerがTraitorに変身した時だけというルールになります。
複雑そうに書きましたが、基本のすくみのルールをそのまま適用した形になります。何も勝率を考えずに作ったのがこの形です。
<問題点>
・Jokerが強過ぎる。
・Traitorが弱過ぎる。
好き嫌いが分かれるルールですね。ただ、より一層激しい心理戦になるはずです。先行圧倒的有利(Jokerが取りやすい)なのですが、それに勝った時気持ちいいですよ!
興味のある方はぜひやってみてください。