かねてより告知しておりました新作「月はすっぽん」が先日公開されました!
現時点では通常販売はしておらず、クラウドファンディングCAMPFIREでのみ購入可能です。
https://camp-fire.jp/projects/view/708473?list=watched
上のリンクから飛んでみてください。
以前のブログで月はすっぽんの概要はお伝えしているので、内容はそちらをご覧ください。CAMPFIREでも説明しています。
「月はすっぽん」は知育ゲームとして最適です!
この神経衰弱はどのカードを選んでもGETできるチャンスがあるんです!
あなたのひらめき力次第です。もちろん全て上手くいくわけではありません。どこに何があって、どのカードの組み合わせなら取れるかを記憶することも大事。
「ひらめき力」と「記憶力」。これであなたは天才の仲間入りです!
今までにない全く新しい神経衰弱で、友達や家族と盛り上がりましょう!
みなさんこんにちは!ボードゲーム制作グループRYiCeの山田です。
この度、新作カードゲーム「月はすっぽん」が完成しました!
今回のゲームは心理戦要素が入っていないのですが、パーティーゲームとして最適です!
値段は980円でボドゲ界隈ではかなり低めです。キャラメル箱に入っていてトランプと同じような恰好をしています。
中には40枚のゲーム用のカードと説明書用のカードが1枚入っています。
シンプルにしたかったのとコストを抑えたかったので、説明書をデジタル化してみました!今のところ賛否はわかれそうですが、ミスの修正がしやすいのとゲームにランダムな要素を入れやすい(今回は入れていない)のがかなりの強みです。なのでメーカー側としてはデジタル化は導入したいですね。みなさんスマホを持っている時代なのでそこまで面倒にはならないはずです。
<ゲーム内容>
同じ柄の無い神経衰弱です。プレイヤーのひらめき力次第でカードを獲得できます。
40枚のカードには40種類のイラストが描かれています。
例えば、“月”と“すっぽん”。これらをめくったとしましょう。
普通の神経衰弱なら、違う絵柄なので取れません。しかし、このゲームでは、誰かが納得する共通点を言えればカードを獲得できるようにします。
月とすっぽんは、ことわざにあるようにお互いの差があまりにも大きいことのたとえです。
そんなカードばかりが集められた40枚から、選んだ2枚の共通点を考えるゲームです。
上の“月”と“すっぽん”を例にしてみましょう。
皆さんならどう答えますか?例えばこれはどうでしょう?
「月とすっぽんは丸い」
これ意見分かれますよね。ことわざの意味を知っている人は「確かに」とか「あーー」とか言ってくれるはずです。実際見てみれば甲羅は確かに丸いですが、すっぽん自身は丸くないので、この回答に違和感を覚える人はいるでしょう。しかし!このゲームは誰か1人でもという制約がつきます。誰か1人でも回答に納得すればそのカードを獲得できます。自分にとっては完璧な回答が誰にも納得してもらえなかったときはすごく悲しくなりますが、お互いのそのカードに対しての感覚の違いを味わえて、とても面白いゲームとなっています。
<購入の仕方>
12/1(金)にクラウドファンディングCAMPFIREで公開します。
https://camp-fire.jp/projects/708473/preview?token=1w9rbylo&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_preview
単品のみや、前回作とのセットをリターンに用意しています。必要な金額で支援していただくことで、1月中旬から下旬にかけて商品を発送します。ストレッチゴールでは、支援達成率に応じて拡張パックの提供などをしています。是非、周知・共有をお願いいたします!
みなさんこんにちは。ボードゲーム制作グループRYiCeの代表山田玲生樹です。
ボードゲームを手作りで始めてから約3年、まだまだ趣味の段階は抜け出せていませんが、みんさんに楽しんでいただけるようなボードゲームをこれからも制作していきます!
私たちRYiCeの特徴を3単語で表すと「心理」「思考」「娯楽」です。
主に、心理戦というジャンルで活動し、ゲームの中で考えることを楽しみとする。そんなボードゲームを作っていきます。
相手との読みあいが重要なボードゲームですが、読みあいに至るまではまず状況を整理することが大切です。いろんな情報を整理するとかなり頭が疲れると思います。そのあとの読みあいですから頭脳が限界突破したりします。それを私たちは求めています。頭がいい悪いの話ではありません。ただ考えるのが楽しいということを、ゲームを通して身近に感じて欲しいんです。
こんな人にオススメです!
〇学生さん
〇心理・ブラフ・招待隠匿系が好き
〇考えることが好き
〇子供に知育ゲームをさせたい
〇ボードゲームを集めてる
頭が柔らかい時期である小学生のお子さんをお持ちの方、是非!
一緒にゲームををするだけで会話もはずみ、自然と考える力が身に付きます!
<なぜその時期がいいか?>
ここからは6年間の塾講師の経験を元に、学生についてお話します。
簡単に自己紹介ですが、私は中学受験をし私立中高一貫校に入学、大学卒業後塾講師で数学理科を生徒の皆さんに教えていました。
本題です。小学生というのは、勉強という初めての文化に触れる最初の時期です。この6年間でその後の学力を大きく変えるといっても過言ではないです。
私は、小学校1・2年生の算数の先生のおかげで算数・数学が好きになったと感じていますが、実際算数が苦手だった子も存在します。何が違うんでしょうか?
私はある程度は、先生の教え方でその子の人生が変わると思っています。しかし、どの先生もそうです。どんなにいい教育をしても、100%むしろ80%を超えればなかなかいい方ですが、その割合で自分が教える教科を好きにさせることはできません。
勉強ができるできないは先生ではないと断言します。昔は先生のせいにしてましたがw
そう断言できる理由はもう一つあります。
ゲームは誰に教わることもなく一人でできるからです。
勉強とゲームはとてもよく似ています。ゴールが必ずあり、その道中に問題がいくつも散らばっています。一つずつクリアしてゴールに進みます。
なぜ、学生はゲームをやりたくて勉強はやりたくないのでしょうか?
<勉強が嫌いな子はゲームもできない>
これは予想でしかないですが、勉強は嫌いだと言ってゲームばかりやっている子は、ゲームで少しできないところがあるとすぐあきらめると思います。ゲームも勉強も同じなんです。"なんでできないんだろう"の次に"次はこうしてみよう"が無い人は成長なんぞできません。
私は、小学校のとき親に「60分以内」「攻略は見ない」というルールを決められゲームをしていました。あの頃は「ふざけんな!」ですよね。今になって思えば「攻略は見ない」が効いてたんだと思います。Wiiのマリオが流行った世代で、ステージどこまで行ったかとかコイン制覇してるだとか友達の間で話題になるわけです。そりゃあもう攻略本見なくても進まざるを得ないんです。マリオじゃなくても、隅々まで探索するとか縛りをつけるとかいろんなことを試すことがゲーム上達の上で大切なことです。
今言ったことは勉強に当てはめても辻褄が合います。
算数で工夫の計算の答えが合わないなんてときは、とりあえず一回ごり押しで解いてみるとか。もう一回導入の部分まで戻ってみるとか。勉強はゲームより難易度が高いので、攻略本を見たっていいんです。先生に聞いたり、解説を見たりすればいいと思います。ただしそれをやりすぎるとダメですよ。
<ゲームが上手い人は成績もいい>
これは、もちろん100%の話ではありません。でも私もゲームが好きですから友達や塾の生徒にゲームが好きだという子がいると話したくなるんですよね。何やってるの?どこまでやった?などなど。
上手さは友達でしか測れませんが、ゲームが上手い人は頭がいい傾向にあると感じました。いいですか?ここで重要なのは、ゲームをやっている量ではありません。ゲームをどれだけ攻略しているかどうかです。
<正解のないゲーム>
ここまでの話だと、テレビゲームを攻略本なしでやるのがいいと聞こえると思います。
それも一理ありますが、やっぱりボードゲーム制作者からすればボードゲームを第一にお勧めします。
①勝ち方がたくさんある
②自然と考えさせられる
③目に悪くない
④対面の会話力があがる
⑤歳を問わない
以上が主なメリットです。
①を全推ししたのですが、勝ち方がたくさんあるので毎回どの選択がいいのか考える必要があります。
勝ち方が決まっているものほどつまらないゲームはありません。(誤解を招きそうなので注釈を添えときますが、そいうジャンルやそれが面白味であるゲームもあります。)
①のおかげで②があるのですが、他のプレイヤーに勝とうとすると、自然と頭をつかいます。これが一番いい!
誰かと競うゲーム(オンラインゲームでいえばFPSなども実はよい)は勝手に頭が良い選択をしようとするので好都合です。③はいいですね。④⑤は家族とでもできるし、学生だろうが、おじいちゃんおばあちゃんだろうができます。老人ホームで将棋をやってるおじいちゃんズいますよね。あと数十年後の世界では新しいボードゲームで埋め尽くされ、老人ホームでカタンをやってることでしょう。
<まとめ>
考える力が身につくことで、その後の問題の自己解決率が向上します。
もちろん"聞くこと"は悪いことではありません。先生や親に聞けば大抵の問題は解決できます。しかし、今のネット時代に必要な力は自分で調べ上げる力です。それができればしたいことを何でもできます。ただ、子供に勉強しなさいと言っても9割の子はやろうとしません。なぜなら、言われるのが嫌だからです。
人は楽しく生きていたい生き物なので、できないことをしたくありません。
勉強は面白く無いし、初めてのことばかりでわからない。そんなことになる前に!小さいうちからボードゲームに触れて考える力を育てませんか?私たちのボードゲームはそういう状況にぴったりです。
ボードゲーム好きの皆さんなら一度はやったことがあるであろう人狼ゲーム。テーブルトークのど定番ですね。私のボードゲーム好きもここから始まりました。
この人狼ゲームは正体隠匿系と言って、誰がどの役をしているのかが不明な状態で始まります。
役職は村人、占い師、騎士のような村人陣営(人狼を吊れば勝ち)か、人狼、狂人のような人狼陣営(村人陣営を減らせば勝ち)に分かれています。実はマイナーな役職は数十を超え、大富豪のように知る人ぞ知るルールがたくさん存在します。
前回①では、ワンナイト人狼を“村人”,“狂人”,“人狼”の三役でやるとして体験談を踏まえて考察してみました。
今回は、“吊人”,“狂人”,“人狼”,“怪盗”の四役でやってみましょうか。四役の中では最高にカオスな状態です。
<役の紹介>
役をもう知っている人は読み飛ばしてください。人によってはあまり見慣れない役が2体ほど含まれているので紹介します。
吊人(つりびと):村人陣営にも人狼陣営にも属さない第三陣営と呼ばれる立場です。吊人の場合、自分が投票で吊られると勝利するというヤバいやつです。
怪盗(かいとう):怪盗自身は村人陣営に属し、人狼を吊るすことが目標になります。怪盗は誰かの役職を盗み、その役になりきります。人狼を奪えば、人狼として村人のうち誰かを吊ることを目標とし、吊人を奪えば、投票で吊られることが目標となります。役職を奪われたプレイヤーは奪われた事を知らされることはなく、怪盗(ただの村人)として人狼を吊るすことが目標になります。
はっきり言って怪盗次第!!!このカオスな状態が面白さの一つです。
<実際にプレイしてみる>
“吊人”,“狂人”,“人狼”,“怪盗”の四役が配役されます。
まず重要なことは、誰かが役を盗まれていることです。残念なことに自分かもしれません。
あなたは人狼ですと書いてあったから、村人を吊るす方向で動いていたら、怪盗で盗まれていて村人だった。仲間割れを起こし、自滅した。なんて話は無限に起こりえます。しかも今回は純粋な村人すらいません。盗まれたら、自分が村人かすらもわからないまま、独りぼっちで人狼を見つけなければなりません。
始めて間もないときに起こりがちで実際に経験した話ですが、この配役でやったときに議論開始の合図と同時に三人が「俺人狼」って言ったことがありましたw
この時怪盗は吊人を取っていて、吊人になりきっている人が二人と人狼を守りたいがために変なことをいう狂人が手を挙げたんです。その場のノリで手を挙げていなかった本物の人狼が、「じゃぁ俺が」って言うもんだから、ダチョウ俱楽部みたいになって、ゲーム関係なしに「一回吊ってみる?」とか言って本当に吊られてしまって、この状況で村人陣営が勝っちゃいました。っていうのが結構思い出として残っています。この四役で怪盗が村人として勝利するなんてほぼありえない話ですw
怪盗が何を取ろうが、大変な状況になるのは変わらないので少し配役いじります。
“吊人”,“村人”,“人狼”,“怪盗”にしましょう。私たちだけかもしれないですが、友達と四人で遊ぶときはこの配役が多い気がします。
<気を取り直して実際にプレイしてみる>
村人陣営目線で行きましょう。あなたは村人です。人狼を吊るすことが目標です。ここで大事なのは、誰が盗られたかでしたよね。自分が盗られていたら、仲間が欲しいはずなので怪盗は盗ったよ言うはずです(あえて言わずに人狼と吊人の動向を探るプレイヤーもいます)。言ってこないのであれば大抵自分は村人のままで、人狼か吊人が盗られています。次に大事なのは、誰が話始めるかです。例外はあるでしょうが、人狼は発言しにくく標的にされることを嫌がるため、話したがりません。逆に吊人は怪しまれればいいので話しやすいです。
もちろん、何回もゲームをプレイすれば、吊人の喋りだとか人狼の喋りだとかわかってくるんですけど、今はその雰囲気で読み取るのは置いておきます。
話を戻して、自分以外に二人が余裕のある喋り方をすれば、吊人を盗っている可能性が高いです。そうなれば、話を合わせにいっているあの怪しいプレイヤーが人狼…。ってことで一つ話を振ります。
「もともと吊人さんは誰?」と。
全員が疑いの目をこちらに向けます。
「なんとなく、推理してわかったんだけど、怪盗になった元吊人さんが味方してくれれば人狼を倒せるよ」
“元吊人”と言うことで、あぁ俺盗られたのかと思わせることができます。その人が盗られてないにしろ吊人に票を集めなければ村人の勝ちなので、一番喋ってない人に票を集めとけばいいんです。
恐らくそのタイミングで、本物吊人さんは焦って話を整理したがります。誰も何も言ってこなければ、人狼を盗っている可能性が浮上してくるので、今投票しようとしているプレイヤーこそが怪盗(ただの村人)になります。ここまで来たら堂々巡りです。あなたの直感を信じるしかありません。
村人でも、この場の状況やら言動を観察して推理することと、怪盗に盗られているかもしれないという疑念を抱かせることで味方を増やすことを意識すれば、かなり楽しめますよ。
<まとめ>
最近は全くやっていないので、今度オンラインで誘ってやってみたいです。
大学のころ授業の合間などにひたすらやっていたので、役職ランダムで何がいるかすらわからない状態でやっていました。でも一向に飽きることは無かったのでそれほど奥深さが詰まっているのだと思います。
ボードゲーム好きの皆さんなら一度はやったことがあるであろう人狼ゲーム。テーブルトークのど定番ですね。私のボードゲーム好きもここから始まりました。
この人狼ゲームは正体隠匿系と言って、誰がどの役をしているのかが不明な状態で始まります。
役職は村人、占い師、騎士のような村人陣営(人狼を吊れば勝ち)か、人狼、狂人のような人狼陣営(村人陣営を減らせば勝ち)に分かれています。実はマイナーな役職は数十を超え、大富豪のように知る人ぞ知るルールがたくさん存在します。
個人的に今まで出会った役では“パン屋さん”が好きですね。
パン屋さんは毎朝パンを焼いてくれます。誰が焼いているかはわかりませんが、パンがもらえればパン屋さんが生きていることだけはわかります。物騒ですが、誰かが吊られるか人狼に襲撃されたときにパンの供給が途絶えると「お前がパン屋かい!」みたいなツッコミと笑いが起きたりします。でも今死んでしまったのが村人陣営だとわかるだけでも貴重な情報です。なるべくは死なせたくない一人ですが。
知らない人も多いと思いますが、第三陣営とかもあったりして、毎日遊んでも飽きないくらい楽しいゲームですよ。
私が、学生時代によくやっていたのはワンナイト人狼です。3人からできて一夜で決着がつきます。人狼側は吊るされなければ勝ち、村人側は人狼を吊るせば勝ち、実は第三陣営の“吊人”という役職がいて、この役は吊られれば勝ちになります。他には、村人、狂人、怪盗(誰かの役を盗む)がいます。
3人でやるとして、村人・狂人・人狼とかだったら絶望ですね。と思いきや、実はこういうシンプルな時にこそ心理戦フル稼働です。そもそもランダムで3役が選ばれるので、人狼が確定でいるかもわからないし、そこに何の役がいて、なんなら怪盗に自分の役が取られているかもわかりません(怪盗めっちゃ強いです)。
あらかじめ配られる役がわかっているというやり方もできますので、お好みでやってみてください。
今実際に役になりきって空想でゲームやってみましょうか。
<村人・狂人・人狼 役は公開済み>
上の三役でこの場にこの三役があることはみんな知っているという状況です。
では、あなたは狂人です。あなたは人狼サイドなので、村人を吊るか、自分を吊らせるかして人狼を守ればいいです。トーク開始です。なんて話始めますか?それとも少し黙ってる?
狂人は2通りの進め方があると思います。
①自分が吊られるように動く。
②人狼が誰かを推理して村人を吊りに行く。
実はもう勝ち方が決まっていて、この3役で公開されている場合には②を選びます。
しかも推理なんて必要ないんです。そう、いますぐに「人狼どっち?」と言いましょう。
村人である人の経験がなければないほどいいのですが、ここで人狼が「お前か狂人は」と言えば、勝ち確ですよね。人狼とで協力して残りの村人と思わしきプレイヤーに票を集めればいいのですから。
しかし!
この手を使って負けたんですよね。同じ考えのプレイヤーが村人だったんです。狂人か人狼が結託してくることを予想して、私が「人狼どっち?」と言ったと同時に
村人「俺、人狼なんだよね」
と。まぁすんなり騙されまして、村人と結託して人狼を吊りに行くっていう事態にw
人狼は慌ててました。「俺が人狼だって!」って。そりゃ策に気づいて慌てて人狼だと偽っている村人にしか見えないですよ。タイミングって大事だなと思いました。それよりもあんなに堂々と滑らかにブラフをかけられるのすごすぎて尊敬しましたね。
こういうブラフの掛け合いが、人狼ゲームは特に楽しめます。やりすぎると、私生活でも怪しまれますのでご注意を。