RYiCe制作「Primzahl」の遊び方をざっくりと紹介します。
まずその前に、読み方気になっている人が多いと思いますが、プリムツァールです。
ドイツ語で「素数」という意味のゲームです。
読むのを辞めないで下さい!難しいゲームではありませんよ!
最初は素数をテーマにしたゲームを作ろうと思っていましたが、万人うけはしないんですよね。なので数字を使った大富豪のような人気が出そうなゲームにしました。
では、本題に入りましょう。まずカードについてです。
0~7の数字が書かれたカードが5色ずつ、計40枚あります。1枚1枚に役が決まっていて、場に出すごとにその効果を発動します。
0~7の数字の中には素数が4つあります。2,3,5,7です。
そして偶数と奇数も4つずつあります。ここで思いつきました。素数のカードの裏には目印を付けて、他の人がおおよそ何を持っているか判断できるようにしたら面白いのではないかと。ここがこのゲームの良いところです。他の人のカードは全く見えてないはずなのに、向こう側が透けて見えているかのような感覚を得るんです。
大富豪とは言いましたが、出したら終わりではないのも特徴です。このゲームの勝利条件は、配られた4枚の手札を、ある特定の組み合わせにして揃えることです。1枚出しては1枚山札から取るなどして、常に手札を4枚にします。例えば、「2,3,5,7が1枚ずつ揃う」や「全て同じ色のカードになる」、「全て同じ数字になる」など勝利条件は沢山あります。プレイする仲間と勝利条件を決めて(複数選べる)、どれか1つを目指して揃えていきましょう!途中で変更しても全然いいです。
あとは大体大富豪の感覚で進められると思います。
ただし細かいルールが複雑で説明書も少し難解かもしれません。本当に申し訳ありません。
例えば、大富豪で言う八切りがあったときに、次に出せるカードは0~4のみであったり、「ライフチップ」といってパスやカード交換などの特殊な操作によって増減するアイテムがあったりします。名の通りチップが0枚になると脱落です。
細かいルールは紹介動画などで確認していただければ幸いです。
好き嫌いもありそうですが、コアなファンは結構いますよ!
おすすめの心理戦ボードゲーム「ワードウルフ」を紹介します。
このゲームは、紙とペンがあれば4人以上からでき、人数がある程度多い方が楽しめます。
ゲームを進行する「親」がいるといいのですが、最近はアプリがあるので3人いれば遊べるかと思います。
<準備>
紙切れを人数分用意します。ゲーム進行をする「親」を決めて、「親」は紙切れにある言葉を書いていきます。ここで1枚だけは別の言葉にして、他のには同じ言葉を書きます。例えば、「親」以外の5人でプレイするとして4枚は「イチゴ」、1枚だけ「リンゴ」と書くようにします。このとき、二種類の言葉は共通点が多い方がいいです。イチゴとリンゴで言うと、フルーツ・おいしい・甘い・赤いなどがありますね。人によっては共通点でないものがあるのもグッドです。書き終わったら、誰にも見られないようにシャッフルをして、「親」以外のプレイヤーに紙切れを1枚ずつ配ります。
<勝ち方>
他の人と違う言葉が書かれた紙を持っている人→「少数派」
それ以外の人 →「多数派」として、
「少数派」の人を当てたら「多数派」の勝ちです。
「少数派」の人を当てられなかったら「少数派」の勝ちです。
ただし、ゲーム中は自分が「少数派」なのか「多数派」なのかはすぐにわかりません。
ここがワードウルフの一番面白いところです。
<進め方>
お題に関する内容の話を進めていき、最終的に多数決を取り、少数派が誰なのか決定していきます。
投票が終わったら、多数決で票が多かった人から順に自分のワードを公開していきましょう。
ここがかなり盛り上がるところです!「ああ!やっぱり!」とか「え、お前なん!?」とか隠れるのが上手い人は本当にバレません。
話の進め方に決まったものはありません(多分)。私が友人とやるときは、一人ずつ一言喋っていきます。
黙る人がいるというのも一つの心理戦要素なので、最初は誰かが喋るまで待つのもいいと思います。
ワードウルフは心理戦の原点といっても良いぐらいシンプルで奥深いです。ボードゲームのなかでもテーブルトークと言って、あまり道具を必要としないというのも一つのメリットです。
このゲーム、子供たちでもかなり楽しめるのですが、大学生がやると白熱した頭脳戦になるんです。わかる人にはわかるレベルのギリギリ伝わるラインで喋るので、地道に仲間を増やしていく感じがたまらなく面白いです。
広島のおすすめのボードゲームカフェを2つ紹介します。
まだ行っていないところもあるので参考程度にお願いします。
1つ目ボードゲームカフェ「coast」
広島市内初のボードゲームカフェです。500種類以上のボードゲームを扱っており、いろんなゲームを楽しめます。
平日3時間パック1000円、土日(祝)1200円です。1時間だけや、混み具合にもよりますが、フリーパックや延長もでき、ソフトドリンクも頼めます。店長に聞けばおすすめやゲームのルールも教えてくれます(店長が忙しそうなときは楽しそうなものを選んで頑張って自分で説明書を読みましょう)。
2つ目ボードゲームカフェ「Playful Place」
こちらも広島市内にある人気のボードゲームカフェです。
平日3時間パック1000円、土日(祝)1600円です。1時間だけや、混み具合にもよりますが、フリーパックや延長もできます。ワンドリンクオーダー制で、飲み放題500円か単品300円を頼みます。
600種類以上のボードゲームを取り揃えており、何回行っても飽きないと思います!
以上2つのボードゲームカフェを紹介しました。詳細はしっかり調べて予約していくのがおすすめです。
ボードゲーム初めての方へ、ボードゲームには初心者用(小学生が楽しめる)から上級者用までジャンルも様々です。人気のボードゲームは遊びやすいですし、店長に聞いて人気のゲームから始めてみるといいと思います。
私たちが制作したボードゲーム「Suiri/Sinri」と「Primzahl」も置かせていただいています。是非遊んでみてください!
ボードゲームに勝つために重要なことはなんでしょうか?
ジャンルで意見は分かれると思いますが、心理戦で言えば、嘘をつくのが上手いことか嘘を見抜くのが上手いことでしょうか。
ジャンル問わずで言うなら、「視野が広いこと」だと思います。
視野が広い人は戦略の幅が広い気がします。上手くゲームの全体像を見ているようで、この先何が起こるかを予測しているのでしょうか。わかりやすい例が、将棋やオセロですよね。プロとなると、次の相手の手を決めることだってできます。これは何手か先を読んでいるからです。
そういう人たちは、ゲームの目的にたどり着くまでに色んな攻略の仕方をしている気がします。それを食らうと、もし勝ったとしてもその人の戦略にみんなの称賛が集まります。
ボードゲームを楽しむだけじゃなく、本当に強くなりたい人は先の手を意識したり、盤面を一度整理して手番を行うといいかもしれません。
私が最初にはまったボードゲームは、駒やダイスを使ったりするゲームではなく、人狼という話すことを中心としたものでした。
人狼ゲームは推理力と心理戦が混じるテーブルトークRPGです。ある程度推理するとこまでいったら、究極の心理戦が始まるんですよね。あの緊張感がたまらないです。
あのゲームはアプリでも遊べるし、手軽さがあると思います。そういうところが人気の秘訣なのかなと改めて思います。